
巷では、甘い誘惑に溢れています。
外出すれば、
パン屋さん
カフェでケーキセット
コンビニ行くと
季節限定のチョコレート
たまに無性に食べたくなるプリン
新しい味シリーズのアイス
ご当地ポテチ

「もう、止められない!」
「おやつ禁止とか考えられない。」
そんな思考から解放されると
嬉しいですよね。
甘いものが欲しくなるのを防ぐのに、
「タンパク質と脂質」が
とても効果的だってご存知でしたか?
- タンパク質の働き
私たちが食べたタンパク質は、ゆっくり時間をかけて消化されていきます。そのため、血糖値が急激に上がったり下がったりせず、安定した状態を保てるんです。血糖値が安定していると、甘いものを急に食べたくなる衝動を抑えられます。また、タンパク質は「おなかいっぱい」を感じさせるホルモン(PYYやGLP-1など)の分泌を促してくれます。そのおかげで、長時間お腹が満たされた状態が続き、間食を控えめにすることができるんです。 - 脂質の働き
脂質は私たちの体にとって、「持続可能なエネルギー源」として重要な役割を果たします。ガソリンに例えるなら、ゆっくり燃えて長く効果が続く高品質な燃料のようなものです。このため、急にエネルギー不足を感じることが少なくなり、甘いものに手を伸ばしたくなる頻度が減ります。
さらに、脂質には満足感を高める効果があります。適度に脂質を含む食事をすると、「おいしかった!満足した!」という気持ちになりやすく、食後にデザートが欲しくなる気持ちを自然と抑えられます。
ただし、重要なのは「良質な脂質」を選ぶことです。具体的には、オリーブオイル、えごま油、アマニ油、アボカド、ナッツ類(アーモンドやくるみ)、青魚(サバやイワシ)などがおすすめです。
✳︎エゴマ油やアマニ油は酸化しやすい性質があるため、冷蔵庫で保管し、加熱せずサラダなどにそのまま使うのがおすすめです。
また、「摂りすぎないように適量を心がける」ことも大切です。良質な脂質を上手に活用することで、エネルギー不足を防ぎながら、甘いものに頼らない生活へとつながります。
血糖値の乱高下を防ぐ賢い補食選び
忙しい時ほど、
食事って適当になりがち。
そして
そういう時ほど
つい甘いものに
手が伸びてしまうこと、
ありませんか??
または、
3食ガッツリ
たんぱく質や脂質を食べると、
「お腹がしんどい」
「食べた方がいいとは
分かっていても
食べれないよ。」
という方も少ないと思います。
私も以前は
そうでした。
そんな時は
血糖値が下がる前に
タンパク質と脂質を含んだ
「補食」を選ぶことをおすすめします。

【おすすめの補食メニュー】
- 手軽に持ち運べる補食
- ミックスナッツ(アーモンド、くるみなど)
- おかかミニおにぎり
- ゆで卵
- 魚肉ソーセージ
- 少し手間をかけた栄養満点補食
- 野菜スティック&豆腐ディップ (セロリ、にんじん、きゅうりなどを豆腐とオリーブオイルで作ったディップにつけて)
- アボカドディップ(ワカモレ)と野菜スティック
- 忙しい時の栄養補給に
- アミノ酸サプリメント
- ボーンブロス(手作りや市販の良質なもの)
✳︎ボーンブロスレシピ
【補食のポイント】
- 空腹を感じ始めたら、我慢せずに適度な補食を
- 甘いものが欲しくなる午前10時や午後3時頃に活用するのがおすすめ
- 水分もしっかり摂って
このように、
main meal(主食)と
賢い補食を組み合わせることで、
血糖値を安定させ
甘いものへの欲求を
ナチュラルに
コントロールする
ことができます。
自分の生活リズムに合わせて、
食べやすい補食を
見つけていくといいですよ。
血糖値を安定させることは、
副腎疲労の改善や
デトックスを進めるうえで、
土台となる非常に
重要なポイントです。
そこで、
このテーマについて、
3回に分けてシリーズ投稿を
行いました。
ぜひ、
今回ご紹介した内容を
食事習慣として取り入れ、
体調の改善に
役立ててもらえたら
嬉しいです。
