最近、「隠れアレルギー」という言葉を耳にしたことはありますか?アレルギーは、2つの主要なタイプに分かれますが、そのうちの一つである「遅延アレルギー」について知っておくことは、健康にとって重要です。
アレルギーとは?
- 身体の中で起こる免疫過剰反応
- 免疫は、細菌やウイルスなどが身体に侵入した際にそれを阻止する反応
- 免疫グロブリン(タンパク質)が、本来害のないものに対して過剰反応する
これをアレルギーと呼びます。
異なる反応速度のアレルギー
アレルギーには即時型と遅延型の2つの主要なタイプがあります。
- 即時型
- IgE抗体(免疫グロブリン)が関係する
- 主に粘膜や皮膚に存在し、くっ付くとすぐに反応が起こる
- IgE抗体(免疫グロブリン)が関係する
これはすぐに目につくタイプのアレルギーですが、一方で…
- 遅延型
- IgG抗体が関係する
- 主に血液中に存在し、害のあるものが入ると遅れて反応する
- IgG抗体が関係する
症状が出るのが翌日や翌々日だったりし、大変気づきにくいです。いつも食べている食品がトリガーフードで、「その食品が原因で調子が悪かった」ってことも。
症状は、
「下痢、腹痛、倦怠感、頭痛、肌の調子が悪くなる」など一般的ですが、症状は個人差があり千差万別です。
病院でのアレルギー検査は主に即時型(IgE抗体)検査のため、遅延型アレルギーはなかなか検出されません。そのため、アレルギーが原因だと気づかないんです。この気づかないアレルギーの原因は「リーキーガット」なので、アレルギーの原因食材を除去するだけじゃなく、「食品の除去➕腸管バリア機能の補強」同時にケアアプローチが必要になります。
私も、自分が小麦の遅延アレルギーだなんて思ってもいませんでした。確かに、思い起こせば朝食は毎日大好きなトースト食べてたしお昼も麺類やサンドイッチ、よく食べてたな〜と。
遅延型のIgG抗体は、腸内環境を整えて、リーキーガットを治癒することで、トリガーだった食材をまた食べることができます。治療期間は個人差が大きく、目安は3〜6ヶ月だそうですが、私は1年くらいかかりました。現在は、小麦を食べても問題ありませんが、やはり食べすぎないようコントロールは必要です。