細胞の中からデトックス

血糖きそ①:糖の消化と吸収

今回は、デトックスをするためには
絶対に欠かせない低血糖ケア!
低血糖ケアをするのに、
糖代謝の流れがなんとなくでも
頭に入ってるととっても便利です。


糖代謝は、情報量が多いので
混乱しないよう
血糖のきそ』として
いくつかに分けていきます。

かなり基礎的な内容になります。
ご存知の方は、
スルーしてくださいね。

血糖って、よく聞くけど??


血糖とは、
血液の中にある
糖のこと。

こと
糖のことを
グルコースと言います。
(ブドウ糖ともいう)



血糖値とは、
血中の糖の濃度
のことをいいます。

通常は、
だいたい70~140mg/dL
の間で保たれており

脳や体のエネルギーが
確保されます。

血糖は、
高すぎても、低すぎても
良くないんです。

糖は、
酸素を全身に運ぶ赤血球や
脳のエネルギー源
でもあり、体にとっては
非常に大切です。


血糖が下がりすぎると、

⚫︎ 集中力の低下
⚫︎ 目がかすんできたり
⚫︎ 手の震え
⚫︎ 身体に力が入らなくなる

など
体の不調がでます。

これは、
低血糖で脳細胞が
正常に働かない状態。

血糖を上げないと
さらに
意識障害、
昏睡状態になり
大変危険!

そういった
低血糖症状を
おこさない為に
体には
低血糖回避システムが
備わっています。

だって
命に関わりますから
あの手この手で
低血糖を避けようとします。


食べた炭水化物が
カラダの中で
どのようにエネルギーとなり
どうやって血糖を
保っているのでしょうか?

ここの流れがなんとなく
理解していると
自分がどのへんで
調子悪くなっているのか、
大変理解しやすくなります。


食事と消化(糖の摂取)

お腹が空いておにぎりを食べると

  1. 炭水化物が体内に入り、
    唾液、膵液、小腸それぞれの消化酵素によって、どんどん分解されていきます。単糖類にまで小さく分解された糖のことをグルコースと言います。

  2. 小腸で吸収されたグルコースは、
    門脈を通り肝臓へ→肝臓から血管へ放出されグルコースが全身へ、つまり血糖が上昇します。

  3. 血糖が上昇すると、
    膵臓(すいぞう)からインスリンというホルモンが分泌されます。

  4. インスリンは、
    血液中のグルコースを細胞内に取り込むのを促進し、血糖値を正常範囲に維持する役割です。

    インスリンの
    効きが悪くなったり
    (インスリン抵抗性)
    インスリン分泌が
    不十分になると

    血糖値が下がりにくくなり
    体に負担がかかります。

    これが続くと、
    細胞内に糖の
    取り込みが難しくなり
    「疲労感」に
    つながりっていきます。

    また、
    血糖値の
    コントロールが
    難しくなり、
    糖尿病のリスクが
    高まります。


噛むことは、消化の第一歩

咀嚼をしっかり行うと、
唾液がたくさん分泌されます。

この唾液には
「アミラーゼ」という
消化酵素が含まれており
炭水化物の分解を助ける
重要な役割を持っています。

噛むことは、
すでに
「消化がはじまっている」
ということです。


糖の代謝を円滑にすると
デトックスできるカラダ
つながっていきます。

まずは、
糖代謝を理解しましょう!

次回は、
糖の貯蓄・合成です。